動物病院のM&A・事業承継をサポートするXM&A and COMPANY(本社:東京都世田谷区 CEO:小川 篤志)は、累計登録数が100件を突破したことをお知らせします。PR TIMESはこちら獣医師による獣医師のためのM&A仲介サービス「XM&A(てんま)」は、2024年4月にサービス提供を開始以降、順調に成長しており、創業から6ヶ月で登録総数が100件を突破いたしました。動物病院専門とするM&A事業者では異例の早さであり、うち、譲受希望者(バイサイド)が約6割、譲渡希望者(セルサイド)が4割と、双方バランスよくご登録いただいております。M&A仲介業は、バイサイド・セルサイドどちらかの依頼に基づき、その相手を探すことからスタートします。したがって、双方が選べる選択肢(相手方)の数が最初の成否を分けます。XM&Aでは、近年注目が集まる動物病院のM&A市場において、多くの動物病院関係者さまにご反響をいただき、サービス開始直後から登録数を伸ばしつづけています。XM&Aの動物病院への提供価値XM&A(てんま)は、「動物病院の廃業はもったいない」を提唱する、獣医師による獣医師のための動物病院専門のM&A仲介企業です。バイサイド・セルサイド双方がご利用いただけ、そのマッチングはもちろん、動物病院の事業価値・企業価値の試算、成約に向けた交渉のサポート、各種契約書の支援、各種リスクの洗い出しまで、動物病院の事業承継にまつわる一切を、きめ細やかにサポートします。事業承継・M&Aでは譲渡対価に目が行きがちですが、その前段階にある譲り渡す側と譲り受ける側がどれだけフィットするかの見極めが重要です。それぞれの獣医学的な得意分野や将来の展望などの相性を踏まえて仲介できることは、獣医師が運営する「ならでは」の提供価値です。他社では仲介が難しい事例にも取り組み、買い手が見つからない場合でも事業売却が可能となる「カルテ承継™︎」といった独自サービスも提供しています。また、動物病院事業に携わっていないと難しい事業価値の試算は、これまで200件以上にも及ぶ動物病院の試算を実施してきた実績から、業界水準・相場として双方に妥当性の高い算定結果を提示できるよう配慮しています。M&A支援機関としても登録。補助金の対象に2024年9月には中小企業庁が指定する「M&A支援機関登録制度」の審査を通過し、M&A支援機関として登録されました(ニュースリリースはこちら)。これにより、弊社をご利用いただくと、「事業承継・引き継ぎ補助金(専門家活用)」における仲介費用の一部が補助対象となります。動物病院の競争環境が加速する中、この業界に貢献できることは何か近年、動物病院市場は、大きな転換期にあります。昭和に起きた開業ラッシュは、令和となったいま院長の高齢化とともに廃業ラッシュに変わろうとしています。犬猫飼育頭数は毎年減少する中、動物病院数は増え続け、この10年で動物病院1院あたりが抱えうる犬猫頭数は約19%減少しました。動物病院の持続的な運営には、強い競争力と持久力が求められる時代になってきています。こうした潮流を背景に、動物病院のM&A・事業承継には、かつてないほど注目が集まっています。<動物病院のM&A・事業承継に注目が集まる背景>M&Aに対するイメージが良化している若手の獣医師におけるローリスクな開業ニーズの高まり小規模事業者が多数散在しており、グループ化によるレバレッジが期待できる(他業種企業・ファンドの参入など)事業承継・M&Aに対するイメージが変化。46%の開業医がポジティブに捉えているひと昔前は、他業界と同様、事業承継やM&Aに対するイメージは決して良いとは言い難い状況にありました。「敵対的買収」、「ハゲタカ」のようなメディアで取り上げられるイメージが先行していたことや、自分の事業を誰かに渡すということに対する忌避感や後ろめたさがあったためです。しかし、直近のアンケートでは、このイメージは大きく変わりつつあり、開業医の46%が「ポジティブ」と回答しています。また、ネガティブと回答したのはわずか10%と、獣医師業界におけるマインドシフトが進行しています(動物病院開業医126名へのwebアンケート調査;2024年8月)動物病院の事業承継が一般的になることで起きるインパクトこの背景には、事業承継・M&Aで起きうるメリットの理解が進んできたという点が挙げられそうです。開業医に最初で最後の最大インカムをもたらす次世代の獣医師は、開業の0→1 リスクを負わず、成長の機会を得る病院乱立による競争環境の激化を回避できる飼い主さまや動物の獣医療インフラを維持できる事業承継が一般的になることは、動物病院業界のみならず、地域社会にとっても多くの恩恵をもたらします。次世代、その次の世代まで獣医療を紡ぐために少子高齢化が進み犬猫飼育頭数も減少する中、それでもなお獣医療は社会のインフラの一部であり、日本のあらゆる地域で持続可能な産業でありつづける必要があります。XM&A(てんま)は、動物病院業界の数十年後を見据え、事業承継を通じて私たちにできることを追求し続けます。役員のご紹介CEO|小川篤志(獣医師)東京都出身 日本獣医生命科学大学 獣医学部卒業後、宮崎犬猫総合病院 院長、TRVA夜間救急動物医療センター副院長として臨床経験を積む。ビジネスサイドに転向後、東証一部上場企業の経営企画部長に就任。新規事業、経営管理、PR / IR、ブランディング、マーケティングを統括。日本初のペット産業特化型ベンチャーキャピタルCEO、海外動物病院法人CEO等を歴任。FASAVA(アジア小動物獣医師会学会)日本支部 理事、ITスタートアップの経営企画担当を経て、XM&Aを創業。主な功績、受賞歴COVID-19感染者のペットを預かる「#stayanicomプロジェクト」の企画・統括・責任者(環境大臣 表彰)熊本大震災 ペット災害支援(熊本県知事 表彰)、西日本大豪雨ペット災害支援日本初のチャットボットを活用した保険オペレーションシステムの構築Web Media「猫との暮らし大百科(web media)」を創設。編集長に就任し、月間100万PV超のメディアに成長上場企業 / スタートアップ合わせ総額50億円超の資金調達を主導<その他現任> 公益社団法人 東京都獣医師会 理事、学校法人 ヤマザキ学園 講師代表メッセージ本日で、サービスインから6ヶ月が経過しました。これほど早く100件以上のご登録をいただけるとは考えていませんでした。心より感謝申し上げます。一方、M&A仲介業は登録数も重要ですが、質はさらに重要です。獣医師一人一人の想いと夢に寄り添い、大切な動物病院を次の世代に安心して託し、受け継ぐことができるよう尽力してまいります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。COO|河本光祐(獣医師)2007年 岩手大学 獣医学科卒。岐阜大学 大学院にて博士課程(獣医学)を修了し、アニコムホールディングス株式会社に入社。先進医療を提供する研究開発会社 アニコム先進医療研究所株式会社を立ち上げ、CEOに就任。次世代シークエンサーを用いた腸内細菌検査、遺伝子検査、幹細胞治療など数々の新規医療サービスを実用化し、年間数十万件の検査を受託するまでに至る。また、動物病院の事業承継・M&Aを統括し、日本最大級の動物病院グループに成長させる。M&A後のPMI(合併後の統合プロセス)、獣医師100名を超える人材マネジメントを行うなど動物病院経営に従事。2024年7月、当社COOに就任。主な功績、受賞歴動物病院および研究開発事業を行う企業の創業CEOとして、就任から9年で売上20億円超の企業に成長させる全国55件の動物病院を経営し、総勢100名以上の獣医師をマネジメント研究論文多数(前)動物再生医療技術組合 理事長XM&A and COMPANYについてXM&A and COMPANYは、獣医師の獣医師による獣医師のためのM&A・事業承継支援サービスを提供しています。詳細は、当社公式ウェブサイトをご覧ください。