動物病院の事業承継やM&Aを行ったあとの院長先生から、「実はこんなことがあってさぁ」とネガティブなことを聞いたことがありませんか? そしてそれが強い印象として残っていませんか。実際に承継をした先生の気持ちになれば当然です。もし、その場で「こんなに良いことがあった!」と話せば、妬みの対象になるかもしれないし、お金のためだったんだなと思われる心配もあります。であれば、ポジティブなことよりもネガティブなことを話しておいた方が得という心理が働きやすいのです。もちろん、本当に失敗だった、売却しなければよかったというケースも見聞きすることはあります。ところが、話を聞いた側はネガな話ほど強く印象に残ってしまいますよね。噂にまでなると、さらに誇張されがちです。すると、「そうか、事業承継ってしない方がいいんだ」となっていることはないでしょうか。違います。実際は、そればかりではありません。本人の口からは語りづらい喜びの本音や成功事例はいくらでもあるのです。今回は、「動物病院の事業承継って本当にうまくいくの?」「失敗したらスタッフや患者さんに迷惑がかかるのでは?」という不安をお持ちの先生方に向けて、実際にM&Aで動物病院を譲渡・売却した院長のリアルな本音と成功事例をご紹介します。執筆者:小川篤志(獣医師)動物病院の事業承継の仲介を専門に行うXM&A and COMPANY CEO。獣医師。日本獣医生命科学大学卒業後、TRVA夜間動物医療センター副院長、地方での救急病院 院長を経験。その後、上場企業の経営企画部長として中期経営計画、経営戦略立案、マーケティング、新規事業創出、ベンチャー投資、海外事業、M&A等に責任者として従事したのち、XM&A(てんま)創業。<成功事例5選>70代院長が円満に引退。スタッフ、顧客ともにそのまま残った例内科に強い若手獣医師へ承継。自身も週2日だけ手術の手伝いを継続田舎で小規模で建物も古い。誰も興味を持たないだろう、と思っていたところで事業を承継自身が勤務医に。獣医師は夫婦2名から3名体制となり売上も医療品質も向上した例グループ病院に参画。これまで通りの働き方と診療体制を継続この記事をオーディオで聴く(8分57秒)%3Ciframe%20width%3D%22100%25%22%20height%3D%22166%22%20scrolling%3D%22no%22%20frameborder%3D%22no%22%20allow%3D%22autoplay%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fw.soundcloud.com%2Fplayer%2F%3Furl%3Dhttps%253A%2F%2Fapi.soundcloud.com%2Ftracks%2F2123654382%26color%3D%2523ff5500%26auto_play%3Dfalse%26hide_related%3Dfalse%26show_comments%3Dtrue%26show_user%3Dtrue%26show_reposts%3Dfalse%26show_teaser%3Dtrue%22%3E%3C%2Fiframe%3E%3Cdiv%20style%3D%22font-size%3A%2010px%3B%20color%3A%20%23cccccc%3Bline-break%3A%20anywhere%3Bword-break%3A%20normal%3Boverflow%3A%20hidden%3Bwhite-space%3A%20nowrap%3Btext-overflow%3A%20ellipsis%3B%20font-family%3A%20Interstate%2CLucida%20Grande%2CLucida%20Sans%20Unicode%2CLucida%20Sans%2CGaruda%2CVerdana%2CTahoma%2Csans-serif%3Bfont-weight%3A%20100%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fsoundcloud.com%2Frshhaa0mw5ek%22%20title%3D%22%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E7%AF%A4%E5%BF%97%22%20target%3D%22_blank%22%20style%3D%22color%3A%20%23cccccc%3B%20text-decoration%3A%20none%3B%22%3E%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E7%AF%A4%E5%BF%97%3C%2Fa%3E%20%C2%B7%20%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fsoundcloud.com%2Frshhaa0mw5ek%2Fm-a%22%20title%3D%22%E5%8B%95%E7%89%A9%E7%97%85%E9%99%A2M%26amp%3BA%EF%BC%9A%E6%88%90%E5%8A%9F%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%81%A8%E9%99%A2%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%9C%AC%E9%9F%B3%22%20target%3D%22_blank%22%20style%3D%22color%3A%20%23cccccc%3B%20text-decoration%3A%20none%3B%22%3E%E5%8B%95%E7%89%A9%E7%97%85%E9%99%A2M%26amp%3BA%EF%BC%9A%E6%88%90%E5%8A%9F%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%81%A8%E9%99%A2%E9%95%B7%E3%81%AE%E6%9C%AC%E9%9F%B3%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E音声コンテンツはAIによる自動生成で作成されています。正確性に劣る場合がありますのでご留意ください。動物病院M&A、事業承継とは? 成功事例の前に基礎を確認M&A・事業承継の基本的な意味と方法M&Aでも事業承継でもどちらも同じ意味です。事業継承とも呼ばれます。基本的には、動物病院の経営の権利を第三者に譲り渡すことを指し、その対価として事業売却益を得ます。その際に「株式譲渡」と「(狭義の)事業譲渡」があります。株式譲渡とは、会社の株式の51%以上(多くは100%)を相手方に売却することを言います。この場合、会社が保有する現預金や不動産等も全て含むことから売却額としては高額になりやすいですが、相手方からすれば、現預金や不動産を目的としていなかったり、そもそもそこまでの額面を準備することが難しいなどもあります。狭義の事業譲渡とは、会社ごとではなく、会社が運営する動物病院事業だけを売却することを言います。経営の権利料といっても良いかもしれません。この権利には、病院事業に関連する一切を含み、例えばカルテ、医療機器などを含みます。しかし従業員との雇用契約は引き継ぐことができないため、再度相手方と従業員の間での雇用契約が必要になります。どちらかといえば、後者の方が一般的です。特に、個人獣医師を想定した事業承継では、個人が用意できる金額の限界もありますから、後者の事業譲渡が一般的です。一方で、前者はファンド等が買収する際には用いられることがあります関連記事:【売却する】動物病院の事業承継/M&A 完全マニュアル検討できる事業承継先とは?大きく個人か病院か企業に分かれます。個人の場合は、これから院長として挑戦したい若手の獣医師です。病院の場合は、分院展開をしていきたい・勤務医が本院以外でチャレンジできる環境を作ってあげたい、などの動機です。企業の場合は、グループ経営等で規模を拡大していきたいという企業病院やファンドなどです。個人獣医師動物病院(分院展開として)企業動物病院の売却額についてよく「売上の8割程度」と言われることがありますが、(結果そのようなことになることがあったとしても)正しくはありません。実際には利益から計算されます。正確な売却額の算定はできませんが、簡単な方法としてはマルチプル法といって、営業利益額に4-7倍程度を掛け算する方法があります。詳しくは以下の記事で紹介しています。関連記事:動物病院の事業価値(売却額)はどのくらい?自分で今すぐできる簡単算定方法を紹介なぜ、今M&Aが増えているのか?(廃業か承継か)動物病院産業は、昭和に開業ラッシュが起きました。そこで開業した先生方は引退の時期に差し掛かっています。後継者がいない場合、悩むのが廃業をするかです。廃業は、従業員の解雇を意味します。飼い主さんのかかりつけ喪失を意味します。以前は、承継する相手先が見つかりにくかったり、自分の病院が売れるわけがないと思い込んでしまっていたり、そもそもM&Aという言葉に忌避感があったりと障壁が多くありました。しかし、今実際にM&Aが増えている要因として以下のようなことが挙げられます。承継事例が増えてきて、事業承継に対するイメージが変わってきた個人獣医師の開業手段として、新規開業と同様に事業承継による開業が選択肢として一般的になった以前ほど、獣医師の子息が獣医学部を選択しなくなってきた(後継者不在)仲介事業者によるプラットフォームが整備されてきた事業承継、M&Aの成功の定義とは?本校では、事業承継・M&Aの成功を以下の観点から紹介します。経済的な成功スタッフの雇用継続顧客の来院継続トラブルや揉めごとが起きていない※特定を避けるために、一部情報を変更して記載していることをご了承ください。成功事例 ①|70代院長が円満に引退。スタッフ、顧客ともにそのまま残った例地域:東京都院長の年齢:70代相手:個人獣医師背景:体力の低下と後継者の不在譲渡前の不安:スタッフに申し訳ない気持ちがあった譲渡後の結果:スタッフは全員雇用を継続。病院名もそのままで、顧客も引き続き来院中譲渡額:約8,000万円院長のその後:完全引退したため、新院長や顧客とのトラブルなく、月ごとに目的地を変えて、奥様と温泉旅行。強いていえば「暇がありすぎる」、「オペがしたい」。院長のコメント「肩の荷が降りてホッとしました」開院以来、病院経営は順調で、多くの飼い主様とスタッフに支えられてきましたが、60歳を過ぎた頃から体力的な衰えに抗えないことが多くなりました。引退するつもりはなかったのですが、運よく良い獣医師と巡り会えました。東京は事業承継をしたいという個人の先生も多いようで、複数の方と会って検討しました。スタッフからもスムーズに受け入れられたのが意外でした(本音をいえば少し寂しいくらいでした)。承継後にまとまった金額が口座に入ったのは、肩の荷が降りてホッとしました。何歳まで生きるかわからないわけですから、これまでの貯蓄だけで夫婦二人でやっていけるのかずっと心配でした。強いていえば、またオペがしたいという衝動に駆られる時があります。時間ができた分、やることがなくて困ったりすることもありますが、承継しない方が良かったとは私は思いません。事業承継することができて良かったです。成功事例 ②|内科に強い若手獣医師へ承継。自身も週2日だけ手術の手伝いを継続地域:非公開(近畿地方)院長の年齢:60代相手:個人獣医師背景:あまり本気で考えずに登録だけしたが、思いのほか早くマッチした譲渡前の不安:自宅が2階にあることの不安。周囲の仲間に白い目で見られないか不安譲渡後の結果:スタッフは全員雇用を継続。病院名はフルリニューアル譲渡額:約4,000万円院長のその後:業務委託として週2日ほど(主に手術担当として)勤務。その他の日は獣医師会の会務や学術団体の仕事を実施。院長のコメント「お互いに補完し合える関係で、良い距離感で仕事ができています」登録当時は、あまり本気で事業承継を考えてはおらず、いつかのためにくらいの気持ちでした。当院は田舎の方にあり、勤務医がずっと雇用できないという日々が続いていたのですが、ちょうど当院がある町出身の若い獣医師をご紹介いただき事業承継をしました。この先生は東京で勤務医をしていた先生なのですが、内科に強い一方で、ほとんど外科の経験がなくその点を不安視されていました。一方で私は外科が好きであったため、手術担当として私も週に2日だけ手伝うすることにしましたが、これがお互いに望むところを補完できて良かったです。私自身の不安は病院が2階にあり、昔のように夜中にインターフォンを鳴らされたりしないかということでした。もう自分の病院ではないので勝手には診られません。ですが、新院長の計らいで、夜中は夜間病院に電話が繋がるようにしてくれて今のところ何も問題はありません。一緒に働く日も週2日程度なので、お互いに主張しすぎることもなく良い距離感で仕事ができていると思います。もう一つは周囲の反応です。後ろめたさがありました。しかし、報告するとむしろ興味津々で、紹介までしたほどでした。みんな心の中では考えているんだなと思いました。成功事例 ③|田舎で小規模で建物も古い。誰も興味を持たないだろう、と思っていたところで事業を承継地域:非公開(中国地方)院長の年齢:70代相手:個人獣医師背景:引退とともに閉院しようかと思っていたが一縷の望みをかけて譲渡前の不安:相手がいるのか、昔から働いてくれている50代の従業員を再雇用してもらえるか譲渡後の結果:出身地に近い獣医師が承継。従業員も雇用継続譲渡額:約3,500万円院長のその後:引退。病院の2階に居住中院長のコメント「自分が倒れたら、の不安から解放された」1980年代に個人事業主として開業して、移築することもなく片田舎でこじんまりと病院を続けてきました。消滅可能性の高い地域ですし、決してペットの数も多くなく、売上も大したことはありません。何しろ、建物も古く機材も古いので、このまま引退しようかと考えていました。唯一の気掛かりは、30年弱勤めてくれている看護師(免許はありませんが)です。離婚して女手一つで子供を育てているので、私が廃業すればその看護師も失職します。ご相談したら、意外にすぐ相手が見つかりました。40代の方で、誠実な方でした。譲渡額などは正直よくわからないし、なんでも良かったのですが、その看護師の雇用継続だけはお願いしました。相手は「むしろ続けてくださる方が助かる」と言ってくれました。こんな病院でも引き継いでくれるだけでむしろこちらがお金を払いたいくらいでした。成功事例 ④|自身が勤務医に。獣医師は夫婦2名から3名体制となり売上も医療品質も向上した事例地域:非公開(関東地方)院長の年齢:50代相手:個人獣医師背景:勤務医が採用できず、勤務継続をしながらの事業承継を希望。週2日の休みを取りたい譲渡前の不安:特になしだが、相手が見つかるか譲渡後の結果:診察数も売上も10%以上UP。専門科診療も開始譲渡額:約3,000万円院長のその後:臨床を継続し週休2日に。院長は交代せず、HP等の形式上は、自身が院長のままにしている。代表者は交代。院長のコメント「お互いに補完し合える関係で、良い距離感で仕事ができています」夫婦経営の個人病院としてやってきたのですが、ほとんど毎日のように仕事をしていて、せめて週1-2日くらいは休みたいと思い、ダメもとでご相談しました。元々、周囲から聞くような大型のM&Aができるような病院ではないですし、売却自体ができないだろうなと思っていたのですが、地域的に承継を希望される先生も多く3人と面談をして腫瘍の認定医を持つ先生と意気投合しました。私たち夫婦が残るという選択肢についても快く受け入れてくれたので感謝しかありません。承継後は、これまでは自分たち夫婦だけで決めて行けたところが変わる部分への不安もありましたし、実際もどかしい時もありますが、それよりもちゃんと休みが取れることの方が大きいです。最近は子供と海外旅行にも行けました。その間、新代表が診療を続けてくれるという安心感があるので、旅行中もほとんど思い出さずに目一杯楽しめました。承継しないと絶対できないことだったので良かったです。ゴルフも週一でできていることも楽しみの一つです。売却額は控えめでしたが、その分、毎月給与があるので生活に支障はありません。そのお金は、老後のために残しておこうと思っており、使っていません。成功事例 ⑤|グループ病院に参画。これまで通りの働き方と診療体制を継続地域:非公開(関東地方)院長の年齢:60代相手:分院を複数展開するグループ病院背景:友人の獣医師が倒れて病院を閉院したことをきっかけに、自分が倒れても病院の継続ができる相手先を探したい譲渡前の不安:診療の方針や経営数値にとやかく言われないか譲渡後の結果:これまで通りの診療方針を継続。経営や採用を本院に任せられる譲渡額:約1億円院長のその後:週5日の診療を継続(変わらず)院長のコメント「自分が倒れたら、の不安から解放された」同級生が心筋梗塞で倒れ、病院を閉めたという知らせを聞いて、夫婦で相談して事業承継を検討するようになりました。まだ働きたいと思っていましたが、個人獣医師は相手の希望で継続できない場合もあると聞き、グループ病院であれば継続可能とのことだったので紹介いただきました。一番の心配は、これまでの診療方針にダメ出しをされたり、売り上げが足りていないなどの指摘を受けることでした。良くも悪くも一人で経営してきたので、今さら誰かに指示されることでストレスはないのかなと。結果、そういうことは今までありません。むしろ、採用や経営を任せられるのでずっと楽になったくらいです。何より、自分が体調が悪い時には本院からサポートがあるので助かっています。これまでは熱があっても働かなければいけない環境でしたから。従業員も福利厚生が充実し、喜んでいます。XM&Aが選ばれる理由XM&A(てんま)は、動物病院を専門としたM&A仲介企業(中小企業庁が認定するM&A支援機関)です。XM&Aの特長は次のとおりです。全員が獣医師であること事業承継の当事者としての経験が豊富にあること紹介だけで終わらず、最後までサポートしきること獣医師だからこそ、その病院が抱える想い、承継者が目指したい医療、飼い主さんや従業員の皆さんの気持ちを大切にし、親身に寄り添います。事業承継の当事者としても50件以上の動物病院のM&Aを行ってきました(前職)。仲介者から見える目線と、当事者から見える目線は全くと言っていいほど違います。当事者として関わってきたからこそ、どこでつまづきやすいのか、どこを解決すればお互いが納得できるのかを経験を踏まえてサポートができます。紹介だけでは終わりません。紹介は些細なことです。むしろその後に控える条件の設定や交渉や契約や経営切り替えの手続きの方がずっと大切です。最後までしっかりサポートします。XM&Aで、動物病院の譲り受けを待っている方々は、150人以上。XM&Aでは、他では類を見ない買い手の数があります。150人を超える獣医師が、自身の条件とマッチする病院を探しています。地方であっても、病院の規模が気になっても、無理だろうと思わず、まずは相談してみてください。XM&Aの料金体系XM&Aは業界唯一(当社調べ)、最低保証料がありません。最低保証料とはあらかじめ定める報酬に満たない場合にかかる費用のことで、500〜2,500万円ほどと設定されていることが多いです。そのほか、着手金もありません。月額報酬もありません。かかるのは、基本合意書の締結時に譲渡予定額の1%と、最終契約時(事業譲渡時)に譲渡対価に対して5%。これだけです。XM&Aでは登録とは言わず「つながる」としています。まずは気軽につながっておくだけでOKです。急かしたり、無理に進行することはありませんのでご安心ください。下のボタンか、記事の最後にある「つながる」からお願いいたします。よくある質問Q:スタッフが辞めてしまわないか心配です。これまで「事業承継するなら退職する」という選択をされた方は弊社が仲介した中にはいらっしゃいません。従業員に話すタイミング、伝え方、相手方との面談など綿密に計画を立ててお話いただけるように努めております。Q:譲渡金額はどう決まりますか?病院の利益(特に、営業利益)から算出されます。勤務の継続意思、不動産の有無などのご希望の条件に応じて、XM&Aが無償で算定いたします。まずはご自身でざっくりとした計算がしたければ、以下の記事をご参照ください。動物病院の事業価値(売却額)はどのくらい?自分で今すぐできる簡単算定方法を紹介Q:買い手とのマッチングはどうするの?まずは譲り渡す先生の条件をお伺いします。条件というほど固まっていなくても構いません。「理想」でOKです。当社にご登録いただいている数百件の中から最適な相手をリストにてご紹介します(最初は「氏名等非開示」のノンネームシートでご案内いたします)Q:途中でやめたくなったらどうするの?全く問題ありません。相手との契約前であれば、いつでも途中でストップすることができます。そのまま事業承継を断念しても構いませんし、別のお相手を探すことも可能です。まとめ今回は、動物病院の事業承継における成功事例をご紹介しました。失敗事例が起きるのは、事前のマッチングが強引であったり、条件等が適切に話し合われなかったり、契約ごとや獣医事関係の法令のチェックが甘い場合に起こりやすいです。これさえクリアしていれば、あとは結局のところ人柄です。この仕事をしていてつくづく思うのは条件や価格よりも尊重できる相手かどうかが分水嶺です。そうでないのに承継をしてしまうとトラブルになることもあります。XM&Aは特にここにケアをしながらすすめて行きますので、いつでもお気軽につながるをしてください。関連記事集動物病院の事業承継がうまくいくときに見られる5つの予兆契約書が薄すぎた|動物病院の事業承継トラブル事例気づけなかった近隣クレーム|動物病院の事業承継トラブル事例従業員への伝え方|動物病院の事業承継トラブル事例この記事を書いたライター小川篤志(獣医師)東京都出身 日本獣医生命科学大学 獣医学部卒業後、宮崎犬猫総合病院 院長、TRVA夜間救急動物医療センター副院長として臨床経験を積む。ビジネスサイドに転向後、東証一部上場企業の経営企画部長に就任。新規事業、経営管理、PR / IR、ブランディング、マーケティングを統括。日本初のペット産業特化型ベンチャーキャピタルCEO、海外動物病院法人CEO等を歴任。FASAVA(アジア小動物獣医師会学会)日本支部 理事、ITスタートアップの経営企画担当を経て、XM&Aを創業。主な功績、受賞歴COVID-19感染者のペットを預かる「#stayanicomプロジェクト」の企画・統括・責任者(環境大臣 表彰)熊本大震災 ペット災害支援(熊本県知事 表彰)、西日本大豪雨ペット災害支援日本初のチャットボットを活用した保険オペレーションシステムの構築Web Media「猫との暮らし大百科(web media)」を創設。編集長に就任し、月間100万PV超のメディアに成長上場企業 / スタートアップ合わせ総額50億円超の資金調達を主導<その他現任> 公益社団法人 東京都獣医師会 理事、学校法人 ヤマザキ学園 講師facebook、Podcast